ハーヴェスト 有馬六彩 宿泊記

旅行

六甲の山々に抱かれた静かな温泉郷――有馬。
千年以上の歴史を持つ日本最古の湯は、かつて豊臣秀吉もこよなく愛したといわれています。
金泉・銀泉と呼ばれる二つの源泉が湧き出るこの地には、古の人々が心身を癒やした悠久の時間が流れていました。

そんな有馬温泉の高台に佇む「ハーヴェスト 有馬六彩」に宿泊してきました。
山の息吹と湯のぬくもりに包まれながら、時を忘れるようなひとときを過ごせました。

本記事の内容

アクセス

エントランス

客室

バス

大浴場

夕食

朝食

まとめ

アクセス

宿までは、有馬温泉駅から徒歩およそ12分。
道すがらには昔ながらの飲食店やお土産店が立ち並び、湯けむりの町ならではの情緒が漂います。
名物の炭酸せんべいや、香ばしい温泉まんじゅうの香りに誘われながら、ゆっくりと坂道を歩く時間もまた旅の楽しみのひとつです。

エントランス

広々とした空間にはゆったりとソファが配置され、旅の疲れを静かに癒してくれます。
大きな窓からは有馬の山並みが望め、柔らかな光が差し込むその眺めを眺めているだけで、思わず深呼吸したくなるような心地よさでした。

客室

今回宿泊したのは、スタンダードタイプの洋室。
37㎡というゆとりある空間で、二人で過ごすには十分な広さです。
大きなベッドに、リビングスペースにはふかふかのソファ、そして落ち着いた雰囲気の書斎スペースまで備えられていました。
シンプルながらも上質さを感じるお部屋で、ゆったりと心穏やかな時間を過ごすことができました。

バス

アメニティは全て揃っており、必要なものがすぐに使えるようになっていました。

大浴場とプール

*写真はHPから借用

有馬温泉といえば、「金泉」と「銀泉」。
大浴場では、肌あたりがやわらかく、さらりとした「銀泉」に身をゆだね、
露天風呂では、鉄分と塩分を多く含む濃厚な「金泉」を楽しむことができます。

湯けむりの向こうに広がるのは、穏やかな有馬の山並み。
季節ごとに表情を変えるその景色を眺めながら浸かる湯は、まさに極上の癒しでした。

温泉だけでなく、館内には屋内プールやフィットネスジムも完備されています。
屋外にはジャグジーもあって、天気のいい日には爽やかな風を感じながらリラックス。
アクティブにも、ゆったり過ごすにもぴったりの施設でした。

夕食


夕食は、館内のレストラン「リストランテ アルトゥーラ」でいただきました。
落ち着いた雰囲気の中で味わう本格イタリアンは、どの一皿にも旬の食材がふんだんに使われ、シェフのこだわりが感じられるものばかり。
素材の持ち味を生かした優しい味わいに、旅の疲れもすっと癒やされていくようでした。

朝食

朝食は、館内レストラン「ザ・ダイニング 万彩(まんさい)」でブッフェスタイルでした。
和・洋・中と幅広いメニューが揃い、朝から目移りしてしまうほどの充実ぶりです。
新鮮なマグロも並び、自分好みの海鮮丼を作ることもできます。
ライブキッチンでは、シェフが目の前でふわとろのオムレツを仕上げてくれ、朝から贅沢な気分に。
焼き立てのパンも種類豊富で、特に人気の米粉パンは外は香ばしく中はもちもち。
一日の始まりにふさわしい、満足度の高い朝食でした。

まとめ

有馬温泉の魅力をたっぷり感じられた今回の滞在。
「ハーヴェスト 有馬六彩」は、温泉もお料理もお部屋も大満足でした。
街歩きも楽しく、のんびりとした時間を過ごすことができてリフレッシュできました。
また違う季節に訪れて、四季の有馬を楽しみたいと思います。

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