ANA国際線2026年冬ダイヤ発表|パース・ムンバイ・ミラノが毎日運航へ

旅行

ANAは2026年8月18日、「2026年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を一部変更」と発表しました。

2026年度下期のANA国際線は、運航便数を前年同期比104%に拡大します。

主な変更は、成田―パース線と成田―ムンバイ線の毎日運航、成田―バンコク線と成田―シンガポール線の増便、羽田―ミラノ線のデイリー化です。

さらに、2026年11月以降には、新型ビジネスクラス「THE Room FX」を搭載したボーイング787-9型機を受領する予定です。

新規路線の発表はありませんでしたが、アジア、オセアニア、欧州の既存路線を増便し、旅行や出張の日程を組みやすくする内容となっています。

この記事では、ANA国際線の2026年冬ダイヤを中心に、増便される路線と新型787-9の注目点を分かりやすく紹介します。

参考:ANA公式発表|2026年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を一部変更

JALの2026年冬ダイヤ国際線についても、別の記事で詳しく紹介しています。ANAとJALの国際線計画を比較したい方は、あわせてご覧ください。

JAL 2026年冬ダイヤ国際線を発表|欧州線強化・成田―上海復便・那覇―台北増便
JALが2026年度下期の国際線計画を発表。羽田―ヘルシンキ線の毎日運航、ロンドン・パリ線でのA350-1000拡大、成田―上海線の復便、羽田―香港線と那覇―台北線の増便、羽田―ドーハ線の運休をわかりやすく紹介します。

※本記事は2026年8月18日に発表された内容をもとに作成しています。運航日、機材、発着時刻などは変更される場合があります。

ANA国際線の2026年度下期は前年同期比104%

ANAは、2026年度下期の国際線運航便数を前年同期比104%に拡大します。

今回の発表で特に注目したい変更は次のとおりです。

路線 変更内容 実施時期
成田―パース 週3往復から週7往復へ増便 2026年10月25日から毎日運航
成田―ムンバイ 週3往復から週7往復へ増便 2026年9月1日から毎日運航
成田―バンコク 2便目を追加し、最大1日2往復 9月1日から期間増便、10月25日から2便とも毎日運航
成田―シンガポール 2便目を追加し、1日2往復 2026年9月1日から
羽田―ミラノ 週3往復から週7往復へ増便 2026年度下期中。開始日は後日発表

パース、ムンバイ、ミラノの3路線が毎日運航となるほか、バンコクとシンガポールは成田から1日2往復の運航体制になります。

成田―パース線は10月25日から毎日運航

成田―パース線のNH881便・NH882便は、現在の週3往復から週7往復へ増便されます。

毎日運航の開始日は、2026年冬ダイヤ初日の10月25日です。

これまでは月曜、木曜、土曜を中心とした運航だったため、旅行の日程を便の運航日に合わせる必要がありました。毎日運航になれば、出発日と帰国日の選択肢が大きく増えます。

パースはオーストラリア西部に位置し、東部のシドニーやメルボルンとは違った街並みや自然を楽しめる都市です。日本からの直行便が毎日運航になることで、西オーストラリア旅行を計画しやすくなります。

成田―ムンバイ線は9月1日から毎日運航

成田―ムンバイ線のNH829便・NH830便は、週3往復から週7往復へ増便されます。

毎日運航は、冬ダイヤを待たず2026年9月1日から始まります。

インド最大級の経済都市であるムンバイへの路線は、観光だけでなく出張需要も大きいと考えられます。週3往復から毎日運航になれば、曜日に縛られず予定を立てやすくなり、ビジネス利用の利便性も高まりそうです。

成田―バンコク線は冬ダイヤから1日2往復

成田―バンコク線では、現在毎日運航しているNH805便・NH806便に加え、NH807便・NH808便が追加されます。

追加便は2026年9月1日から10月23日まで週4往復で運航され、10月25日から毎日運航となる予定です。

冬ダイヤでは既存便と合わせて、成田―バンコク線が1日2往復になります。

羽田―バンコク線も複数便が運航されているため、首都圏からバンコクへ向かう際の選択肢はさらに増えます。成田発着の国際線から乗り継ぐ場合にも使いやすくなりそうです。

成田―シンガポール線は9月1日から1日2往復

成田―シンガポール線では、既存のNH801便・NH802便に加え、NH803便・NH804便が2026年9月1日から毎日運航されます。

これにより、成田―シンガポール線は1日2往復となります。

シンガポールは観光や出張の目的地としてだけでなく、東南アジアやオセアニア方面へ向かう際の乗り継ぎ拠点でもあります。1日2便になれば、旅程に合う時間帯を選びやすくなる点が大きなメリットです。

羽田―ミラノ線は下期中に毎日運航へ

羽田―ミラノ線のNH207便・NH208便は、現在の週3往復から週7往復へ増便されます。

現在は月曜、水曜、土曜を中心に運航されていますが、2026年度下期中に毎日運航となる計画です。

ただし、2026年8月18日時点では、増便開始日と航空券の販売開始日は発表されていません。詳細は決まり次第、ANAからあらためて案内される予定です。

ミラノ線が毎日運航になれば、イタリア旅行の日程を曜日に合わせる必要がなくなります。ミラノから鉄道や国内線を利用して、ベネチア、フィレンツェ、ローマなどを巡る旅も組みやすくなりそうです。

個人的には、今回の発表で最も気になるのが羽田―ミラノ線の毎日運航です。イタリアへの直行便を選びやすくなるのはうれしい変更ですし、今後はスペインなど、日本からの直行便が限られている欧州路線の拡充にも期待したいところです。

新型ビジネスクラス「THE Room FX」搭載787-9を受領

ANAは2026年11月以降、新型ビジネスクラス「THE Room FX」を搭載したボーイング787-9型機を受領する予定です。

「THE Room FX」は、ボーイング777-300ERに搭載されている「THE Room」の考え方を787向けに発展させた新しいビジネスクラスシートです。

主な特徴は次のとおりです。

  • ドア付きの個室型シート
  • 全席から通路へ直接アクセスできる1-2-1配列
  • 前向きと後ろ向きを交互に配置
  • ソファのようにくつろげるプリリクライニング構造
  • 24インチの4Kモニター
  • Bluetoothオーディオ接続
  • USB Type-Cとワイヤレス充電に対応

プレミアムエコノミーとエコノミークラスにも新しいシートが導入され、全クラスの客室仕様が更新されます。

ただし、2026年8月18日時点では、「THE Room FX」を搭載した787-9の具体的な投入路線と就航時期は発表されていません。

2026年11月以降に787-9で運航される便を予約しても、必ず新型シートに乗れるわけではありません。新型機への搭乗を目的に予約する場合は、投入路線と運航開始日の正式発表を待った方がよいでしょう。

参考:ANA公式|新国際線ビジネスクラスシート「THE Room FX」

Peach国際線も前年同期比109%へ拡大

ANAグループのLCC、Peachも2026年度下期の国際線運航便数を前年同期比109%に拡大します。

2026年9月20日に開設する成田―仁川線は、下期も毎日運航を継続します。

また、関西―仁川・香港・台北線や成田―台北線などでは、需要に応じて期間増便や減便を行う計画です。

なお、Peachの国内線も前年同期比110%に拡大されます。ANAとPeachの両ブランドを合わせ、グループ全体で国内線・国際線の運航規模を広げる計画となっています。

予約前に確認したいこと

今回発表された増便を利用する場合は、次の点に注意が必要です。

  • ムンバイ、バンコク、シンガポールの増便は2026年9月1日から
  • パース線の毎日運航は2026年10月25日から
  • ミラノ線の毎日運航開始日と販売開始日は未発表
  • 「THE Room FX」の投入路線と運航開始日は未発表
  • 運航計画は関係当局への申請、届出、認可が前提
  • 運航日や使用機材は変更される場合がある

特に羽田―ミラノ線と「THE Room FX」は、今回の発表だけでは具体的な開始日や対象便まで分かりません。旅行を計画する際は、ANA公式サイトで最新の運航スケジュールと機材を確認する必要があります。

まとめ

ANAの2026年度下期国際線は、運航便数が前年同期比104%に拡大されます。

成田―パース線と成田―ムンバイ線は毎日運航となり、成田―バンコク線と成田―シンガポール線は1日2往復の運航体制になります。

欧州線では、羽田―ミラノ線が2026年度下期中に週3往復から毎日運航へ増便される予定です。

さらに、2026年11月以降には新型ビジネスクラス「THE Room FX」を搭載した787-9の受領も予定されています。

新規就航路線こそありませんでしたが、既存路線のデイリー化と増便によって、海外旅行の日程は組みやすくなります。今後発表されるミラノ線の増便開始日と、「THE Room FX」の投入路線にも注目です。

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