長野県木曽郡南木曽町の森の中にある「ホテル富貴の森」に宿泊しました。
ホテル富貴の森は、木曽の山々を眺めながら天然温泉を楽しめる静かな宿です。夜には星空を眺められる「星空テラス」も用意されています。
今回宿泊したのは、予約時に「基準室(8畳)」と案内されていた和室です。現在の公式サイトでは、8畳+広縁または10畳の客室は「スタンダード和室」として紹介されています。
実際に宿泊して特に印象に残ったのは、木の香りを感じられる温泉と、信州りんご和牛や信濃雪マス、信州そばなど地元の食材を取り入れた夕食です。
今回は曇り空で星を見ることはできませんでしたが、山の中の静かな環境で、温泉と食事をゆっくり楽しめました。
この記事では、ホテル富貴の森の外観、8畳和室、客室からの眺め、温泉、夕食、朝食、アクセスを、実際の写真とともに紹介します。
※本記事は2023年夏の宿泊体験をもとに、2026年8月17日に公式情報を確認して更新しています。客室設備、料理、サービス内容は変更される場合があります。
ホテル富貴の森の基本情報
ホテル富貴の森は、妻籠宿や馬籠宿にも近い、南木曽町の山あいにあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 長野県木曽郡南木曽町吾妻4644-7 |
| チェックイン | 15:00~18:00 |
| チェックアウト | 10:00まで |
| 客室 | カントリーツイン、和モダンツイン、スタンダード和室、グループ和室 |
| 温泉 | 男女別の内湯・露天風呂、貸切展望風呂 |
| 駐車場 | 45台・無料 |
| Wi-Fi | 全館利用可能 |
| 最寄り駅 | JR中央本線「南木曽駅」 |
| 送迎 | 南木曽駅・妻籠宿から無料送迎あり(要予約) |
客室はすべて3階にあり、館内にエレベーターはありません。階段の利用が難しい場合や大きな荷物がある場合は、予約前にホテルへ確認しておくと安心です。
最新の設備やサービスは、ホテル富貴の森公式サイトで確認できます。
ホテル富貴の森へのアクセス
ホテル富貴の森は山の中にあるため、車または南木曽駅からの送迎を利用するのが便利です。
車の場合、公式サイトでは八王子ICから約3時間20分と案内されています。東京都心からは出発地点や道路状況にもよりますが、4時間前後を見ておくとよいと思います。
電車の場合は、JR中央本線「南木曽駅」からタクシーで約20分です。
南木曽駅と妻籠宿からは、予約制の無料送迎も用意されています。送迎時刻が決まっているため、電車の到着時刻と合わせて事前に予約しておきましょう。
ホテル周辺にはコンビニや薬局がありません。必要な飲み物や日用品は、ホテルへ向かう前に購入しておくのがおすすめです。
また、冬は道路が積雪・凍結するため、スタッドレスタイヤなどの冬装備が必要です。
送迎時刻や詳しいルートは、ホテル富貴の森のアクセス案内で確認できます。
木々に囲まれた外観と館内
ホテル富貴の森は、緑豊かな森に囲まれています。
建物の周囲にも木々が多く、ホテルへ到着した時から、街中のホテルとは違う静かな雰囲気を感じました。
エントランス横には、緑を眺めながら散策できる庭があります。
ホテル富貴の森のエントランス横にある庭

館内には木材が多く使われ、大きな窓から庭を眺められます。山の中の宿らしい、落ち着いた雰囲気です。
現在は、コーヒーや紅茶、ハーブティーを自由に飲めるラウンジ「はなもも」も案内されています。
大きな窓から庭を望む館内の休憩スペース

木の梁を生かした開放的な館内

宿泊した夏には、屋外に冷たい水で冷やしたきゅうりが用意されていました。横には塩も置かれており、夏らしいおもてなしが印象に残っています。
季節限定のサービスと思われるため、現在も実施されているとは限りません。
夏の宿泊時に用意されていた冷たいきゅうり

宿泊した客室は8畳の和室
今回宿泊したのは、予約時に「基準室(8畳)」と案内されていた客室です。
現在の公式サイトでは、8畳+広縁または10畳の客室が「スタンダード和室」として紹介されています。
畳の上に座卓と座椅子が置かれた、落ち着いた和室です。2人で過ごすには十分な広さがありました。
宿泊した8畳の和室

窓際には椅子とテーブルを備えた広縁があります。畳の上だけでなく、椅子に座って外の景色を眺めながら過ごせるのがよかったです。
窓際に広縁を備えた和室

客室にはお茶とお茶菓子も用意されていました。チェックイン後、ひと休みする時にいただきました。
客室に用意されていたお茶とお茶菓子

客室から木曽の山々を望める
ベランダからは、ホテルの庭や木曽の山々を眺められます。
ホテル周辺には大きな建物がほとんどなく、窓の外に緑が広がっていました。客室にいながら自然を身近に感じられるのは、ホテル富貴の森の魅力です。
客室のベランダから望む木曽の山々

客室から見下ろしたホテルの庭

客室のバスルームとトイレ
宿泊した和室には、バスルーム、洗面台、温水洗浄便座付きのトイレがありました。
客室のお風呂はコンパクトな造りです。館内に大浴場があるため、宿泊中は客室のお風呂を使いませんでした。
客室内のバスルーム

客室の洗面台とトイレ

宿泊時には、客室や大浴場にアメニティが用意されていました。
現在の公式サイトでは、フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、浴衣、足袋靴下、ヘアブラシ、ハンドソープなどが客室アメニティとして案内されています。
客室の浴室に用意されていた備品

客室タイプや宿泊プランによって設備が異なる場合があるため、詳しくはホテル富貴の森の客室案内を確認してください。
天然温泉の大浴場と露天風呂
ホテル富貴の森には、男女別の内湯、露天風呂、サウナ、水風呂があります。
内湯と露天風呂には滝見温泉から引いた天然温泉が使われています。泉質はアルカリ性単純硫黄冷鉱泉で、少しとろみを感じる、やわらかな肌触りのお湯でした。
浴槽には木曽檜や高野槙が使われており、木の香りを感じながら温泉を楽しめます。広い窓から山の景色を眺められる内湯も開放的でした。
大浴場は15時から翌朝9時30分まで利用できますが、深夜に点検と男女入れ替えのため利用できない時間があります。正確な休止時刻はチェックイン時に確認してください。
貸切展望風呂もありますが、先着順の予約制です。また、冬季は営業を休止する場合があります。
浴場内は撮影できないため、内湯や露天風呂の写真はホテル富貴の森公式サイトの温泉案内で確認できます。
星空テラスは天候次第
ホテル富貴の森には、夜空をゆっくり眺められる「星空テラス」があります。
周辺には街の明かりが少ないため、天気がよければ空一面に広がる星を楽しめます。夜の露天風呂から星空を眺められるのも、このホテルならではの魅力です。
ただし、星空は天候に左右されます。
私が宿泊した日は曇り空で、残念ながら星を見ることはできませんでした。星空を目的に宿泊する場合でも、必ず見られるとは限らない点は理解しておいた方がよいと思います。
星空テラスや館内施設については、ホテル富貴の森の館内施設案内で確認できます。
夕食は信州の食材を使った料理
夕食は、個室または広間にある食事処でいただきます。
宿泊時の夕食には、信州りんご和牛、信濃雪マス、信州そば、信州サーモンなど、長野県の食材を使った料理が並びました。
信州の食材を取り入れた宿泊時の夕食

メインは、信州りんご和牛の朴葉焼きです。牛肉の下には朴葉が敷かれ、きのこや野菜と一緒にいただきました。
信濃雪マスのお造りもあり、山の宿らしい食事を楽しめます。
信州りんご和牛の朴葉焼き

信濃雪マスのお造り

信州そばや焼き魚なども提供されました。少量ずつさまざまな料理を味わえるため、食事を最後まで楽しめます。
夕食に提供された信州そば

夕食の焼き魚

餡かけ料理に続いて、食事の締めには信州サーモンの炊き込みご飯が出ました。
炊き込みご飯が特においしく、おかわりしていただきました。
やさしい味わいの餡かけ料理

信州サーモンの炊き込みご飯

最後はアイスクリームとフルーツのデザートです。
夕食の最後にいただいたデザート

料理内容は季節や宿泊プランによって変わります。現在の食事内容は、ホテル富貴の森の料理案内で確認してください。
朝食は品数の多い和定食
朝食も夕食と同じく、館内の食事処でいただきました。
宿泊時の朝食は、ご飯、味噌汁、卵焼き、魚の干物、サラダ、ハム、ヨーグルトなどが並ぶ和定食でした。
品数が多く、朝からしっかり食べられる内容です。温泉に入ったあとの朝食ということもあり、お腹いっぱいになるまで楽しめました。
品数が多かった宿泊時の朝食

現在の公式サイトでは、燻製した魚や肉を自分で軽くあぶって食べる朝食が紹介されています。料理内容は宿泊時期によって変わる場合があります。
ホテル富貴の森に宿泊した感想
ホテル富貴の森は、木曽の自然に囲まれた静かな環境で、温泉と食事をゆっくり楽しめるホテルでした。
今回の宿泊で特によかった点は、次のとおりです。
- 木曽檜や高野槙を使った内湯と露天風呂
- 客室から木曽の山々を眺められる
- 信州りんご和牛や信濃雪マスなどを使った夕食
- 山の中ならではの静かな環境
- 天候がよければ星空を楽しめる
一方、周辺にはコンビニや薬局がなく、客室へ移動する際は階段を使います。車以外で訪れる場合は、無料送迎の事前予約も必要です。
今回は曇り空で星を見ることはできませんでしたが、温泉と食事には満足できました。
にぎやかな観光ホテルよりも、自然に囲まれた静かな宿でのんびり過ごしたい人に向いているホテルだと思います。
森の中で滞在できる宿泊施設を探している方は、以下の記事も参考にしてください。



コメント