「20代は運が悪い」
日本経済新聞では、現在の20代は物価高や実質賃金の低迷、住宅価格の高騰など、これまでの世代とは異なる厳しい環境に置かれていると報じています。(ダイヤモンド・オンライン)
SNSでも
- 「給料は上がらない」
- 「家が高すぎて買えない」
- 「子どもなんて育てられない」
そんな声を目にする機会が増えました。
確かに今の20代は決して恵まれた時代とは言えません。
しかし、40代には40代で忘れてはいけない「就職氷河期」という大きな壁がありました。
40代も「時代ガチャ」に苦しんだ世代
現在40代後半から50代前半は就職氷河期世代です。
当時は
- 正社員求人が激減
- 内定ゼロが珍しくない
- 非正規雇用が急増
という異常な状況でした。
一度非正規になると正社員へ戻ることが難しく、その影響は今でも続いています。
氷河期世代が受けた影響
- 生涯年収の減少
- 結婚率の低下
- 出産の減少
- 老後資金不足
- 年金への不安
つまり、一時的な景気の悪化ではなく、人生そのものに長期間影響を与えた世代と言えるでしょう。
今の20代は別の意味で厳しい
現在は就職率だけを見ると、氷河期より良い状況です。
しかし今度は別の問題があります。
① 給料以上に物価が上がる
食品
電気代
ガソリン
家賃
あらゆるものが値上がりしています。
昇給しても生活が楽にならない人も少なくありません。
② 家が高すぎる
首都圏ではマンション価格が過去最高水準となっています。
住宅ローン金利も徐々に上昇し始めており、「家を買う」というハードルは以前より高くなっています。(ダイヤモンド・オンライン)
③ 将来への不安
少子高齢化
社会保険料の増加
年金制度への不安
こうしたニュースを毎日のように見れば、
「将来に希望が持てない」
そう感じる人が増えるのも無理はありません。
時代ガチャは誰にも選べない
どの時代にも「当たり」と「外れ」があります。
例えば
- バブル世代
- 就職氷河期世代
- リーマンショック世代
- コロナ世代
- インフレ世代
自分で生まれる時代を選ぶことはできません。
だからこそ「運が悪かった」で終わってしまえば、それ以上前には進めません。
では、こんな時代をどう生きればいいのか?
ここからが一番大切です。
私が大切だと思うのは次の5つです。
① スキルに投資する
会社だけに人生を預ける時代ではありません。
資格
英語
ITスキル
AI活用
自分で稼ぐ力は今後さらに重要になります。
② 投資を早く始める
これは20代最大の武器です。
お金持ちになる最大の味方は
「時間」
です。
新NISAを利用して毎月積立を続ければ、複利の効果を長く受けられます。
収入の多さより、始める早さが将来の資産を左右します。
③ 固定費を下げる
物価は自分でコントロールできません。
しかし
- 通信費
- 保険
- サブスク
は見直せます。
小さな節約を投資へ回すことが、将来の大きな差になります。
④ 転職を恐れない
今は売り手市場です。
会社に不満があるなら、市場価値を確認する意味でも転職活動は有効です。
一社にしがみつくことが正解とは限りません。
⑤ 悲観しすぎない
ニュースを見ると日本の未来は暗く感じます。
しかし世界全体を見れば、
AI
半導体
ロボット
医療
宇宙産業
など、新しい成長分野も次々に生まれています。
世界経済は長期的には成長を続けており、その恩恵を受ける手段として、世界株式への長期投資という選択肢があります。
まとめ|時代は選べない。でも行動は選べる
20代は確かに厳しい時代を生きています。
しかし、40代の就職氷河期世代もまた、人生を大きく左右する逆風の中で生きてきました。
どの世代にも「時代ガチャ」は存在します。
だからこそ大切なのは、
時代を嘆くことではなく、自分が変えられることに集中することです。
スキルを身につけ、長期投資を続け、支出をコントロールする。
派手な近道はありませんが、この積み重ねが10年後、20年後の人生を大きく変えてくれるはずです。
「時代は選べない。でも、今日の行動は選べる。」
その積み重ねこそが、不確実な時代を生き抜く最大の武器になるのではないでしょうか。



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