株式投資の魅力の一つに配当金がありますね。
SPYDは高配当の銘柄を集めたETFになります。
高配当金狙いであれば特定の高配当銘柄を保有していもいいですが、
もしもその会社に何かあったら全て水の泡となってしまいます。
その点ETFであれば複数の会社に分散されているため
その内一社に何かあっても他で補うことができます。
SPYDは高分配金が期待でき、リスク分散もされているためおすすめのETFになります。
本記事の内容
SPYD概要
セクター構成比率
パフォーマンス
まとめ
SPYD概要
SPYDで注目なのはやはり分配利回りになります。
6.41%は非常に魅力的です。ちなみにVTIは1.81%です。
経費率も0.07%と非常に低コストであることも魅力です。
銘柄数はコロナの影響でリバランスによって80 -> 64になっています。
SPYD | |
基準価額(米ドル) | 28.14 (2020/06/11) |
純資産総額(百万米ドル) | 1,803.86 (2020/05/29) |
経費率 | 0.07% |
分配利回り | 6.41% |
直近分配金(米ドル) | 0.396187 (2020/03/20) |
分配金回数/年 | 4 |
ファンド概要 | S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄 |
構成銘柄数 | 64 (2020/06/12) |
設定日 | 2015/10/22 |
セクター構成比率
S&P500構成銘柄の内、高配当上位銘柄を約2%の比率で組み込まれています。
ファンドの組入上位銘柄 (2020/06/12) | |||
銘柄名 | 保有株数 | 保有比率 | 業種 |
General Mills Inc. | 702,242 | 2.24% | ヘルスケア |
AbbVie Inc. | 451,494 | 2.21% | ヘルスケア |
Crown Castle International Corp | 251,618 | 2.19% | 不動産 |
Digital Realty Trust Inc. | 294,080 | 2.12% | 不動産 |
Kraft Heinz Company | 1,240,341 | 2.09% | 生活必需品 |
Dominion Energy Inc | 449,048 | 1.98% | 公共事業 |
Cardinal Health Inc. | 700,837 | 1.96% | ヘルスケア |
Verizon Communications Inc. | 625,769 | 1.87% | コミュニケーション・サービス |
Amcor PLC | 3,595,909 | 1.87% | 素材 |
業種別では不動産、金融の比率が多いですが、その他の生活必需品なども組み込まれています。
業種 | 業種別保有比率 |
不動産 | 18.07% |
金融 | 15.46% |
エネルギー | 11.97% |
公益事業 | 11.31% |
生活必需品 | 10.71% |
ヘルスケア | 8.19% |
素材 | 8.12% |
コミュニケーション・サービス | 6.31% |
情報技術 | 5.19% |
一般消費財・サービス | 4.67% |
パフォーマンス
SPYDのパフォーマンスになります。比較のためVTIのチャートも表示しています。
現状はコロナの影響で落ち込んでいますがこれまでは右肩上がりで成長しています。
SPYDは景気敏感セクターの不動産の比率が高く、景気低迷の影響を受けやすいためVTIに比べて落ち込みが大きくなっています。
出典:Yahoo Finance
以下は分配金履歴になります。分配金は年4回支払われ2019年の実績では1年で約1.7 USドルでした。
2020年はコロナの影響で分配金も一旦落ち込むことが予想されますが、景気回復と共に分配金もまた上昇することが期待されます。
2020年 | |
2020/03/20 | 0.396187 |
Total | 0.396187 |
2019年 | |
2019/12/20 | 0.49717 |
2019/09/20 | 0.447676 |
2019/06/21 | 0.461955 |
2019/03/15 | 0.339422 |
Total | 1.746223 |
まとめ
SPYDは分配金の高さが魅力です。ただ景気に影響されやすいためハイリスクなのも確かです。
そのため私はVTIをメインにして、SPYDにも投資する形にしています。
VTIでは成長性に期待しつつ、SPYDでは高分配金を目的として投資しています。
SPYDは出口戦略を考慮する必要がなく、それ自身を持ち続けることで高利回りの分配金を受け取り続けることが期待できるETFになります。
あなたもSPYD検討してみてはいかがでしょうか。
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