ANA羽田-那覇 プレミアムクラス搭乗記|国際線機材78M・B787-8の座席と朝食

旅行

2021年3月、ANAのプレミアムクラスで羽田空港から沖縄・那覇空港へ向かいました。

利用したのはANA467便。搭乗当時の時刻表には「78M」と表示されており、国際線で使用されていたボーイング787-8の240席仕様機が投入されていました。

この機材では、国際線のビジネスクラスにあたる「ANA BUSINESS CRADLE」が、国内線ではプレミアムクラスとして使用されます。

通常の国内線プレミアムクラスとは座席の雰囲気が大きく異なり、個人用モニターや大型テーブル、電源などを備えた快適なシートでした。

この記事では、国際線機材78Mの座席、機内設備、プレミアムクラスの朝食、那覇到着前の景色を、実際の写真とともに紹介します。

※本記事は2021年3月16日の搭乗体験をもとに、2026年8月16日にANA公式情報を確認して全面的に更新しました。使用機材や座席仕様、機内サービスは変更される場合があります。

※ANAは2026年5月19日以降、国内線予約検索画面の表記を「ファーストクラス(プレミアムクラス)」へ変更しています。サービス内容の変更ではないため、この記事では搭乗当時の名称に合わせて「プレミアムクラス」と表記します。

ANA羽田-那覇線の搭乗情報

今回利用した便の概要は次のとおりです。

項目 内容
搭乗日 2021年3月
便名 ANA467便
出発地 羽田空港
到着地 那覇空港
出発時刻 8:30
到着時刻 11:20
搭乗クラス プレミアムクラス
機材 ボーイング787-8・240席仕様
搭乗当時の表示 78M
座席 ANA BUSINESS CRADLE
機内食 朝食

羽田から那覇までは、国内線としては比較的長い路線です。

そのため、普通席よりも足元が広く、機内食も提供されるプレミアムクラスの快適さを十分に感じられました。

搭乗当時の時刻表では、ANA467便に「78M」と表示されていました

ANA羽田発那覇行き467便に表示された国際線機材78M

ANAの国際線機材「78M」とは

78Mは、搭乗当時の時刻表で使用されていたボーイング787-8・240席仕様機の表示です。

もともと香港、台北、クアラルンプールなどの中距離国際線で使用されていた機材で、国際線の運航が大幅に減っていた時期には、羽田-那覇線をはじめとする一部の国内線にも投入されていました。

この機材の座席数は次のとおりです。

  • プレミアムクラス:42席
  • 普通席:198席
  • 合計:240席

プレミアムクラスは1列目から7列目まであり、座席配列は2-2-2です。

国内線専用のB787-8・335席仕様機ではプレミアムクラスが12席のため、42席が並ぶ国際線機材のプレミアムクラスはかなり広く感じました。

78Mの座席表。プレミアムクラスは1列目から7列目までの42席です

ANAボーイング787-8国際線機材78Mの座席表とプレミアムクラス42席

現在は座席表で240席仕様か確認する

2026年8月現在、ANA公式サイトでは、240席仕様と335席仕様のどちらも機種コードを「788」と案内しています。

そのため、現在は予約画面の機種コードだけで国際線兼用機を判別するのが難しくなっています。

予約時に座席表を開き、次の点を確認するのが分かりやすい方法です。

  • 総座席数が240席
  • プレミアムクラスが42席
  • プレミアムクラスが1列目から7列目
  • 座席配列が2-2-2

240席仕様の座席表は、ANA公式サイトのB787-8機種・シートマップで確認できます。

ただし、予約後に使用機材が変更されることもあります。国際線仕様の座席を目的に予約する場合でも、搭乗日まで同じ機材が確約されるわけではありません。

プレミアムクラスは国際線ビジネスクラスの座席

機内に入ると、国内線専用機とは違う国際線らしい座席が並んでいました。

搭乗時には客室乗務員からも、国際線機材を使用しているとの案内がありました。

この機材に搭載されているのは、国際線ビジネスクラス用の「ANA BUSINESS CRADLE」です。

ANA公式サイトによる主な仕様は次のとおりです。

項目 内容
シートピッチ 約150cm
座席幅 約54.6cm
個人用モニター 12.1インチ(最前列は10.6インチ)
フットレスト 4段階で調整可能
電源 PC電源・USBポート
その他 大型テーブル・パーソナルライト・大型ディバイダー

座席間隔は約150cmあり、足元には十分な余裕があります。

リクライニングすると座面と背もたれが連動して体を支える構造で、那覇までのフライトで少し休むには十分な快適さでした。

ただし、このシートはフルフラットやライフラットになる座席ではありません。一般的な国内線プレミアムクラスより深くくつろげますが、ベッドのように水平になるタイプではない点には注意が必要です。

国際線ビジネスクラス仕様のANA BUSINESS CRADLEが並ぶ機内

ANA国際線機材78Mのプレミアムクラスと個人用モニター

詳しい座席仕様は、ANA公式サイトのANA BUSINESS CRADLEでも確認できます。

個人用モニターと機内Wi-Fiを利用

各座席には個人用モニターが設置されています。

国内線での運航だったため、提供されるエンターテインメントは国内線向けの内容でしたが、映画や動画を自分の座席のモニターで楽しめました。

PC電源とUSBポートも備わっているため、スマートフォンを充電したり、パソコンを使用したりできるのも便利です。

機内ではANA Wi-Fi Serviceも利用できました。

座席が広いだけではなく、個人用モニターや電源もそろっているため、国内線でありながら少しだけ国際線に乗っているような気分を味わえます。

プレミアムクラスの朝食

午前中に出発する便だったため、機内食は朝食でした。

搭乗時に提供されたメニューは次のとおりです。

  • サーモントラウトとマカロニサラダ ケッパー添え
  • キャロットジュリアン ターキーハムサンドイッチ
  • 野菜寄せとツナソース 豆のサラダ
  • 玉子焼きサンドイッチ
  • フルーツ
  • スープ

ANAプレミアムクラスで提供された朝食

ANA羽田発那覇行きプレミアムクラスの朝食とサンドイッチ

サンドイッチやサラダを中心とした軽めの内容ですが、スープとフルーツも付いています。

特においしかったのが、サーモントラウトとマカロニサラダです。

食べ始める前は少し量が少ないようにも見えましたが、食べ終わる頃にはちょうどよい満足感がありました。

食後にはコーヒーと、レーマンのフォンダンビスキュイをいただきました。

ANAプレミアムクラスのコーヒーとレーマンのフォンダンビスキュイ

このフォンダンビスキュイは、コーヒーによく合うお菓子です。食後にゆっくりコーヒーを飲めるのも、プレミアムクラスの楽しみのひとつでした。

なお、機内食の内容は搭乗日や出発時間、路線によって異なります。

那覇到着前は沖縄の青い海を一望

羽田空港を出発してから約2時間半。

広い座席で朝食をいただき、食後は個人用モニターを見ながら少し休んでいると、あっという間に沖縄が近づいてきました。

窓の外には青い海と島々が見え、エンジンと沖縄の海を一緒に眺められます。

那覇空港への着陸前に見えた沖縄の青い海

ANA羽田発那覇行きの機内から見たエンジンと沖縄の海

羽田を出発したときとは海の色が大きく変わり、沖縄に到着したことを実感できる景色でした。

ほかのANAプレミアムクラス搭乗記

国内線専用機のプレミアムクラスについては、以下の記事で紹介しています。

ANAプレミアムクラス 羽田→広島(B767-300)搭乗記

ANAプレミアムクラス 広島→羽田(B767-300)最終便 搭乗記

国際線機材の78Mと比較すると、座席の形や個人用モニターの有無、プレミアムクラスの座席数などに大きな違いがあります。

まとめ|78Mのプレミアムクラスは国際線気分を楽しめた

今回利用したANA羽田-那覇線のプレミアムクラスは、国際線機材78Mによる運航でした。

特に印象に残ったポイントは次のとおりです。

  • 国際線ビジネスクラス用のANA BUSINESS CRADLE
  • プレミアムクラスが42席ある広い機内
  • 約150cmのゆとりあるシートピッチ
  • 個人用モニター、PC電源、USBポートを装備
  • プレミアムクラスの朝食を楽しめる
  • 那覇到着前には沖縄の青い海を眺められる

ANA BUSINESS CRADLEはフルフラットにはなりませんが、羽田から那覇までの国内線で利用するには十分に快適な座席でした。

現在のANA公式サイトでは、240席仕様と335席仕様のB787-8がどちらも「788」と案内されています。国際線兼用機を利用したい場合は、予約画面の座席表を開き、プレミアムクラス42席の240席仕様か確認するのがおすすめです。

ただし、使用機材は搭乗日までに変更される場合があります。もしタイミングよく240席仕様機に当たれば、国内線で国際線ビジネスクラスの雰囲気を楽しめる、少し特別なフライトになると思います。

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