JGC Three Starになると、次に気になるのがJGC Four Starです。
Three Starは1,500 Life Status ポイント(LSP)、Four Starは3,000 LSP。さらに1,500 LSPをためる必要があります。
では、Four Starには時間や費用をかけて目指すだけの価値があるのでしょうか。
Three Starとの違いや必要な費用、到達までの年数を考えてみます。
JGC Three StarとFour Starの達成条件
JAL Life Status プログラムは、JALグループ便への搭乗やJALカード、JAL Payなどの利用実績に応じてLSPがたまる生涯実績型のプログラムです。
JGC会員のStarグレードは、次のように設定されています。
| Starグレード | 必要なLSP |
|---|---|
| JGC Three Star | 1,500 LSP |
| JGC Four Star | 3,000 LSP |
| JGC Five Star | 6,000 LSP |
| JGC Six Star | 12,000 LSP |
JGC 3スターから4スターを目指すには、さらに1,500 LSPが必要です。
LSPは、毎年リセットされるFLY ON ポイントとは異なり、生涯実績として積み上がります。
1年以内に達成する必要はなく、5年、10年、あるいはそれ以上の時間をかけてためることもできます。
Three StarからFour Starになると何が変わる?
JGC Three Starの時点で、JGC会員として主要なサービスはすでに利用できます。
主なサービスは次のとおりです。
- ワンワールド サファイア
- サクララウンジ
- 会員専用予約デスク
- 優先キャンセル待ち
- 前方座席指定
- 専用カウンターでのチェックイン
- 空港での優先搭乗
- 受託手荷物無料許容量の優待
- プライオリティバッゲージサービス
- 初回搭乗ボーナスマイル
- 搭乗ごとのボーナスマイル
Four Starになっても、ワンワールドのステイタスはサファイアのままです。
ダイヤモンド・プレミア ラウンジやJALファーストクラスラウンジを利用できるようになるわけでもありません。
つまり、Four Starは空港での体験が大きく変わるグレードというより、マイルや日常サービスに関する特典が追加されるグレードと考えた方が分かりやすいでしょう。
最大の違いはマイルの有効期限
JGC Three Starでは、対象となるマイルの有効期限が通常の36カ月から60カ月へ延長されます。
これだけでも、一般のJMB会員より長期間マイルをためられます。
Four Starになると、すべての保有マイルの有効期限が無期限になります。
これが、Three StarからFour Starを目指す最大の理由です。
国際線のビジネスクラスやファーストクラスなど、多くのマイルを必要とする特典航空券を狙う場合、期限を気にせず長期間ためられます。
マイルの失効を避けるために、急いで特典航空券を予約したり、e JALポイントなどへ交換したりする必要もなくなります。
一方、Three Starでも有効期限は60カ月あります。
5年間で使い切れる程度のマイルしか保有しない人や、たまったマイルを定期的に特典航空券へ交換している人にとっては、無期限化の恩恵はそれほど大きくありません。
参考:JGC Three Starの特典
参考:JGC Four Starの特典
Four Starで追加される主な特典
Four Starでは、マイルの無期限化に加えて、次のようなJALグループ特典が追加されます。
- 空港宅配サービス(出発時・年2個)
- JALとっておきの逸品 Executive Collection
- JAL Mall割引クーポン
- 一部のパートナー企業特典の拡充
海外旅行の際に空港宅配を利用する人にとっては、毎年使える実用的な特典です。
JAL Mallで買い物をする人や、Four Star向けのパートナー企業特典を活用できる人にもメリットがあります。
ただし、利用しない特典には金銭的な価値がありません。
特典の数だけを見るのではなく、自分が毎年どの特典を利用するのかで判断する必要があります。
Four Starまで1,500 LSPをためるには?
Three Starに到達した直後を基準にすると、Four Starまでは残り1,500 LSPです。
代表的な方法だけで到達しようとした場合、必要な利用量は次のようになります。
| LSPをためる方法 | 積算基準 | 1,500 LSPに必要な利用量 |
|---|---|---|
| JALグループ国内線 | 1搭乗で5 LSP | 300搭乗 |
| JAL国際線 | 1,000区間マイルで5 LSP | 単純換算で30万区間マイル |
| JALカード | 2,000マイルで5 LSP | 60万対象マイル |
| JAL Pay | 400マイルで1 LSP | 60万対象マイル |
実際には、一つの方法だけで1,500 LSPをためる必要はありません。
国内線や国際線への搭乗、JALカード、JAL Pay、JAL Mall、JALマイレージパーク、JALの生活関連サービスなどを組み合わせて積み上げていくことになります。
LSPのボーナスキャンペーンも活用したい
通常の利用だけで1,500 LSPをためるには、かなり長い時間がかかります。
そこで活用したいのが、JALが実施するLife Status ポイントのボーナスキャンペーンです。
2026年夏には、JALカード、JAL Pay、JALグループ国内線の利用を組み合わせることで、ボーナスLSPを獲得できるキャンペーンが実施されています。
主な条件は次のとおりです。
| 対象サービス | 利用条件 |
|---|---|
| JALカード | 2026年8月中に10万円以上利用 |
| JAL Pay | 2026年9月中に5万円以上利用 |
| JALグループ国内線 | 2026年8月から9月に2搭乗以上 |
3つのうち2つのサービスを利用すると10 LSP、すべて利用すると30 LSPを獲得できます。
さらに、キャンペーンへエントリーした人を対象に、総額100万マイルを山分けする抽選も行われます。最大10万マイルが当たる内容です。
30 LSPだけでFour Starへ大きく近づけるわけではありませんが、通常ならJALカードで相当額を利用しなければ獲得できないポイントです。
もともとJALカードを利用する予定があり、期間中に国内線へ乗る人であれば、キャンペーンを使わない手はありません。
こうしたキャンペーンを数年にわたって取りこぼさず利用することが、Four Starへの距離を少しずつ縮める現実的な方法になります。
キャンペーン期間や詳しい条件については、こちらの記事で紹介しています。
関連記事: JAL Life Statusポイント 夏のボーナスキャンペーン2026開催!JGCを目指すなら見逃せないチャンス
参考:JAL Life Statusポイント 夏のボーナスキャンペーン公式ページ
国内線だけで目指す場合の費用
JALグループ国内線は、1搭乗につき5 LSPです。
1,500 LSPを国内線だけでためるなら、300搭乗が必要です。往復で考えると150回になります。
航空券1区間あたりの平均運賃を仮定すると、必要な航空券代は次のようになります。
| 1区間の平均運賃 | 300搭乗した場合 |
|---|---|
| 1万円 | 約300万円 |
| 1万5,000円 | 約450万円 |
| 2万円 | 約600万円 |
これに加えて、空港までの交通費、宿泊費、食費なども必要になる可能性があります。
もともと必要な出張や旅行であれば、その航空券代をすべて「Four Starになるための費用」と考える必要はありません。
しかし、LSPをためることだけを目的に不要なフライトを増やすなら、かなり高額な修行になります。
JALカードだけで目指す場合の費用
JALカードは、対象となる2,000マイルの積算につき5 LSPがたまります。
Three StarからFour Starまでの1,500 LSPをためるには、合計60万対象マイルが必要です。
仮にJALカード ショッピングマイル・プレミアムへ加入し、100円につき1マイルたまる決済なら、単純計算で6,000万円のカード利用に相当します。
年間利用額ごとの目安は次のとおりです。
| 年間のJALカード利用額 | 年間LSPの目安 | 1,500 LSPまでの年数 |
|---|---|---|
| 200万円 | 約50 LSP | 約30年 |
| 400万円 | 約100 LSP | 約15年 |
| 600万円 | 約150 LSP | 約10年 |
| 1,000万円 | 約250 LSP | 約6年 |
これは、すべての決済が100円につき1マイルのLSP積算対象になると仮定した概算です。
ボーナスマイルや一部の利用分などはLSP積算の対象外になる場合があるため、実際の積算数とは異なる可能性があります。
もちろん、Four Starになるために6,000万円を新たに使う必要があるという意味ではありません。
食費、日用品、光熱費、通信費、旅行代金など、もともと支払う予定のお金をJALカードへ集約すれば、追加支出を増やさずにLSPをためられます。
それでも、カード決済だけでFour Starを目指すには、かなり長い時間がかかります。
普段の決済を集約しても「費用ゼロ」とは限らない
普段の支払いをJALカードやJAL Payへ集約すれば、LSPのために買い物を増やさなくてもポイントをためられます。
ただし、他社のクレジットカードや決済サービスなら得られたポイント還元を手放す可能性があります。
LSPを優先することで、価格の安い店や使いやすい決済方法を選ばなくなることも考えられます。
こうした差額は、直接請求される費用ではありませんが、「機会費用」として考える必要があります。
特にJAL Payは、LSPをためる手段としては魅力があっても、普段使っているPayPayなどと比べて使いづらいと感じる場合があります。
LSPのために無理に決済方法を変え、毎日の買い物が不便になってしまっては本末転倒です。
Four Starを目指すなら、LSPの積算数だけでなく、還元率や使いやすさも含めて判断した方がよいでしょう。
Four Star到達まで何年かかる?
Four Starまでに必要な年数は、1年間にどれだけLSPをためられるかで決まります。
| 1年間にためるLSP | 1,500 LSPまでの期間 |
|---|---|
| 100 LSP | 15年 |
| 150 LSP | 10年 |
| 200 LSP | 7年6カ月 |
| 300 LSP | 5年 |
| 500 LSP | 3年 |
私自身、コロナ禍以降は飛行機へ乗る機会が減り、現在は年に数回の搭乗とJALカード決済が中心です。
この利用状況では、短期間でFour Starへ到達するのは現実的ではありません。
年に数回の搭乗とカード決済が中心なら、Four Starまで10年以上かかっても不思議ではないでしょう。
しかし、LSPは生涯実績として積み上がります。
3年や5年で急いで達成する必要はありません。自然な利用で毎年100〜200 LSPをため、将来到達できればよいと考える方が、この制度には合っています。
正確な保有LSPを公開しなくても、現在の利用状況や到達までの距離感を伝えれば、記事としての当事者性は十分に出せると思います。
JGC Four Starを目指す価値がある人
JGC Four Starは、次のような人なら目指す価値があります。
- 多くのマイルを長期間ためたい人
- 国際線のビジネスクラスやファーストクラスを特典航空券で利用したい人
- 今後もJALを長く利用する人
- 出張や旅行で定期的にJALへ搭乗する人
- 空港宅配などのFour Star特典を実際に利用する人
- 将来的にJGC Five Star以上も目指したい人
- 達成を急がず、長期的な目標として楽しめる人
特に、マイルを5年以上かけてためたい人にとって、マイルの無期限化は明確なメリットです。
出張や旅行、日常の決済によって自然にLSPがたまる人であれば、無理なくFour Starを目指せます。
無理にFour Starを目指さなくてもよい人
一方、次のような人はThree Starのままでも十分でしょう。
- マイルを5年以内に使い切れる人
- ラウンジや優先搭乗が主な目的の人
- LSPのために不要な支出が増えてしまう人
- JAL Payなどへの決済集約を不便に感じる人
- 今後JALをどれだけ利用するか分からない人
- Four Starの追加特典をほとんど利用しない人
サクララウンジ、優先搭乗、優先手荷物など、JGCの主要な空港サービスはThree Starですでに利用できます。
Four Star達成のために旅行回数を増やしたり、必要のない商品を購入したりするなら、本末転倒です。
数百万円を追加で使ってマイルの有効期限を無期限にしても、経済的に得になるとは限りません。
結論:Four Starは急いで取りに行くグレードではない
JGC Four Starの最大の価値は、マイルの有効期限が無期限になることです。
大量のマイルを長期間ためたい人にとっては魅力があります。空港宅配などの追加特典を毎年利用できる人にも価値があるでしょう。
しかし、JGC Three Starの時点で、サクララウンジ、優先搭乗、優先手荷物、ワンワールド サファイアなど、JGCの主要なサービスはすでに利用できます。
Three Starから必要な1,500 LSPは、国内線だけなら300搭乗、JALカード決済だけなら単純計算で6,000万円相当です。
LSPだけを目的に無理をして達成しようとすれば、得られる特典に対して費用が大きくなりすぎます。
Four Starは「修行して短期間で取りに行くもの」というより、今後もJALを使い続けた結果として、10年、15年かけて自然に近づいていくグレードではないでしょうか。
日常の支出や本当に行きたい旅行でLSPを積み上げ、ボーナスキャンペーンも無理のない範囲で活用する。
そして、いつかFour Starへ到達できればよい。
そのくらいの距離感で目指すのが、JAL Life Status プログラムとの賢い付き合い方だと思います。
※本記事の制度・特典・積算基準は2026年8月時点のJAL公式情報をもとにしています。最新の条件はJAL公式サイトでご確認ください。


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