JR東日本とJR北海道から、新幹線や特急列車をお得に利用できる期間限定商品が発表されました。
今回の目玉は、東北・北海道、上越、北陸、秋田、山形の各新幹線や、JR東日本の特急列車が50%割引になる「トクだ値スペシャル28」です。
例えば、東京~新函館北斗は通常24,000円のところ11,990円、東京~新青森は17,910円のところ8,950円になります。
ただし、利用できるのは対象期間中の平日乗車分に限られ、原則として乗車日の28日前までに予約しなければなりません。
今回は、キャンペーンの対象期間や主な発売価格、予約時の注意点を紹介します。
新幹線・特急列車が50%OFF
今回発売される50%割引商品は、列車や利用方法によって次の3種類に分かれます。
| 商品名 | 内容 |
|---|---|
| 新幹線eチケット(トクだ値スペシャル28) | 新幹線停車駅間の乗車券と特急券がセットで50%割引 |
| 在来線チケットレス特急券(トク割スペシャル28) | 在来線特急の特急券が50%割引 |
| 特急トクだ値スペシャル28 | 対象区間の乗車券と特急券がセットで50%割引 |
新幹線だけでなく、「あずさ」「かいじ」「ひたち」「踊り子」「草津・四万」などの在来線特急も対象です。
東北や北海道、北陸方面への旅行はもちろん、松本、甲府、伊豆、草津といった観光地への旅行にも利用できます。
キャンペーンの利用期間
50%割引商品を利用できる期間は、次の2回です。
- 2026年10月14日(水)~10月27日(火)の平日乗車分
- 2026年12月7日(月)~12月17日(木)の平日乗車分
期間中であっても、土曜日・日曜日・祝日は対象外です。
10月は紅葉シーズン、12月は年末前の旅行シーズンに当たります。週末を避けて旅行できる人には、かなり魅力的なキャンペーンです。
主な区間の半額運賃
新幹線の主な設定区間と発売額は次のとおりです。
普通車指定席を大人1人が片道利用した場合の金額です。
| 列車 | 区間 | 通常期の新幹線eチケット | トクだ値スペシャル28 |
|---|---|---|---|
| はやぶさ | 東京~新函館北斗 | 24,000円 | 11,990円 |
| はやぶさ | 東京~新青森 | 17,910円 | 8,950円 |
| やまびこ | 東京~盛岡 | 14,730円 | 7,360円 |
| やまびこ | 東京~仙台 | 11,110円 | 5,550円 |
| こまち | 東京~秋田 | 18,260円 | 9,120円 |
| つばさ | 東京~山形 | 11,470円 | 5,720円 |
| とき | 東京~新潟 | 10,780円 | 5,390円 |
| たにがわ | 東京~越後湯沢 | 6,700円 | 3,350円 |
| あさま | 東京~長野 | 8,250円 | 4,120円 |
| かがやき・はくたか | 東京~金沢 | 14,400円 | 7,200円 |
特に東京~新函館北斗は、片道で12,010円、往復なら2人分を合わせて48,040円も安くなる計算です。
東京~金沢も片道7,200円となり、通常の半額で北陸旅行を楽しめます。
なお、北海道新幹線では、新青森~新函館北斗間などにも設定があります。北陸新幹線は、富山・金沢だけでなく福井・敦賀方面も対象です。
在来線特急も50%OFF
在来線特急では、次の列車などが対象になります。
- あずさ
- かいじ
- ひたち
- ときわ
- 踊り子
- 草津・四万
- つがる
- スーパーつがる
主な区間の発売額は次のとおりです。
| 列車 | 区間 | 通常期の指定席特急券 | トク割スペシャル28 |
|---|---|---|---|
| あずさ | 新宿~松本 | 2,550円 | 1,270円 |
| かいじ | 新宿~甲府 | 1,580円 | 790円 |
| ひたち | 上野~仙台 | 2,900円 | 1,450円 |
| ときわ | 上野~水戸 | 1,580円 | 790円 |
| 踊り子 | 東京~伊豆急下田 | 2,380円 | 1,190円 |
| 踊り子 | 東京~修善寺 | 1,780円 | 890円 |
| 草津・四万 | 上野~長野原草津口 | 2,290円 | 1,140円 |
| つがる・スーパーつがる | 秋田~青森 | 2,290円 | 1,140円 |
ここで注意したいのは、「在来線チケットレス特急券(トク割スペシャル28)」は特急券だけの商品だという点です。
実際に乗車するには、交通系ICカードや別途購入した乗車券が必要になります。
一方、東武線直通特急の「スペーシア日光」「きぬがわ」には、乗車券と特急券がセットになった「特急トクだ値スペシャル28」が設定されます。
| 列車 | 区間 | 通常価格 | 半額商品 |
|---|---|---|---|
| スペーシア日光 | 新宿~東武日光 | 4,140円 | 2,070円 |
| きぬがわ | 新宿~鬼怒川温泉 | 4,140円 | 2,070円 |
日光や鬼怒川温泉への旅行にも使いやすいキャンペーンです。
予約は乗車日の28日前まで
発売期間は、乗車日の1カ月前の午前10時から、28日前の午後11時50分までです。
名前に「28」と入っているとおり、直前の予約には利用できません。
例えば、10月14日に乗車する場合、原則として9月16日の午後11時50分までに申し込む必要があります。
えきねっとの「事前受付」を利用すれば、通常の発売開始日のさらに1週間前、午後2時から申し込めます。
ただし、事前受付は座席の確保を約束するものではありません。実際の座席手配は、乗車日の1カ月前の午前10時から行われます。
半額商品は人気が集中すると予想されるため、利用したい列車が決まっている場合は、事前受付を利用した方がよさそうです。
JRE POINTで新幹線に乗るキャンペーンも実施
今回の発表では、JRE POINTを利用した新幹線の期間限定キャンペーンも案内されています。
「新幹線eチケット(JRE POINT特典)」が、JR東日本の新幹線全線を対象に、通常より35%少ないポイント数で利用できます。
対象期間は次のとおりです。
- 2026年9月25日(金)~10月9日(金)
- 2027年1月18日(月)~1月31日(日)
こちらは50%OFF商品とは利用期間や条件が異なります。
普段の買い物やSuicaの利用などでJRE POINTを貯めている人は、現金で半額商品を購入する方法と、ポイントを使う方法を比較してみるとよいでしょう。
JRE POINT特典は、普通車指定席だけでなく、グリーン車指定席や飲料・軽食なしのグランクラスも対象です。
予約前に知っておきたい注意点
今回の半額商品には、いくつか注意点があります。
列車・区間・席数が限定される
対象期間中であっても、すべての列車や座席が半額になるわけではありません。
列車・区間・席数限定の商品なので、対象の半額枠が売り切れる可能性があります。
新幹線は交通系ICカードとの紐づけが必要
「新幹線eチケット(トクだ値スペシャル28)」は、えきねっとで予約した後、Suicaなどの交通系ICカードを予約に紐づけて乗車します。
紙のきっぷを受け取らず、登録したICカードを新幹線改札機にタッチして利用できます。
在来線の運賃は別に必要
「あずさ」や「ひたち」「踊り子」などの「在来線チケットレス特急券(トク割スペシャル28)」は、特急券のみが半額になる商品です。
乗車券部分は割引対象に含まれないため、交通系ICカードなどで別途運賃を支払います。
変更や払い戻し条件を確認する
早期購入型の商品は、通常の商品と比べて変更条件が厳しくなることがあります。
旅行の日程が変わる可能性がある場合は、購入前に変更・払い戻し条件を確認しておきましょう。
一部の「トクだ値」は発売終了へ
今回の発表は、お得なキャンペーンだけではありません。
えきねっとで現在発売されている一部のWEB限定割引商品は、2026年9月以降、順次発売が終了します。
主な対象商品は次のとおりです。
- 新幹線eチケット(トクだ値14)
- 新幹線eチケット(トクだ値1)
- 一部列車の特急トクだ値14
- 一部列車の特急トクだ値1
- 一部列車の在来線チケットレス特急券(トク割)
また、通常の「在来線チケットレス特急券」についても、2026年9月30日の購入操作分をもって、大人100円引き・小児50円引きでの発売が終了します。
つまり、今回の発表は「期間限定で半額商品を発売する」という明るい内容だけではなく、これまで利用できた一部の割引商品を整理・縮小する内容も含んでいます。
旅行日が決まってから直前に安い商品を探すよりも、今後は早い段階で旅行を決め、期間限定商品を狙うことが、これまで以上に重要になりそうです。
まとめ
JR東日本とJR北海道が発売する「トクだ値スペシャル28」では、対象の新幹線や特急列車を50%割引で利用できます。
東京~新函館北斗が11,990円、東京~新青森が8,950円、東京~金沢が7,200円など、遠距離になるほど割引効果も大きくなります。
利用できるのは、2026年10月と12月の対象期間中の平日乗車分です。
一方で、予約は乗車日の28日前まで。列車・区間・席数も限定されるため、「予定が決まったら早めに申し込む」ことが重要です。
平日に休みを取れる人や、混雑する週末を避けて旅行したい人にとっては、東北、北海道、北陸、信州、伊豆、草津などへ通常の半額で出かけられる大きなチャンスになりそうです。
詳細や対象列車、利用条件については、購入前にJR東日本・JR北海道の公式発表および、えきねっとの商品ページをご確認ください。


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